印伝屋上原勇七の「燻（ふすべ）」が出来てきました。

やっと出来てきました！

印伝の「燻（ふすべ）」の火打ち袋です。

表　　裏

その昔、「日本人は藁の煙だけを用いて巧みに皮を着色する・・・」
と、織田信長公に謁見した事でも知られる宣教師ルイス・フロイスが著書で驚きを綴った印伝のルーツともされる「燻（ふすべ）」技法。

鹿革を木製の大きな筒に貼り付け藁を焚いて燻した後に、松脂で燻して自然な色に仕上げます。

熟練の職人さんだけが駆使できる日本唯一の皮工芸です。
燻しは非常に手間が掛かり最低でも３ヶ月～６ヶ月必要です。
その為生産量も少なくわずか数パーセントになっています。

今回出来た模様は「御所車」です。

私ども、むらきではこのように常に燻しの商品を印伝屋さんに作ってもらっています。
なぜなら・・・・・・・。

毎年１２月から１月の中旬までの恒例の「印伝まつり」にて、直に様々な品物を見ていただきたい一心。
また、印伝好きの皆さんに常にご満足頂ける様に心掛けています！

今年も１２月１６日（金）より県下最大級の品揃えで開催いたします！
是非楽しみにしていてください！

どうぞ、むらきの店頭でご覧くださいませ！

干支の木目込み人形

前回ご紹介した龍村美術織物の品物です。

毎年ご好評頂いております干支の木目込み人形。
ご自宅用としても贈答品としても大変喜ばれております。
辰年生まれの方へのプレゼントとして、オススメの逸品です！

人形の表装には、干支の「龍」にちなんでデザインされた「コーカサスの龍」の生地を使用してあります。黄金の龍です！

龍のほほやひげ腹飾の生地は「ゴールドメロン」を使用。
この生地は、自然の恵みをはぐくむ果樹（メロン）のイメージを基にして創作されたデザインで、太陽の恵みを色調に表現し、これもまた黄金の龍にピッタリです！

龍が体の中心に抱く白い龍玉は「菊もみ」の生地で飾られています。
龍玉自体もあらゆる幸運や運気を引き寄せるものとして古来より信じられてきたそうです。

腹飾りの生地。ゴールドメロン

コーカサスの龍の生地

龍玉、菊もみの生地

大変な人気で現在予約待ちの状態です。
お急ぎの方は当店までお問い合わせください。

お待ちしておりますね。

龍村美術織物の干支人形

愛らしくも品格溢れる龍村美術織物の干支人形。

一年の家内安全と無病息災を願って飾る干支人形。
来年の干支「辰」は邪気を払い、開運出世のご利益があるとされる縁起の良い伝説の動物です。

その「辰」を京都・龍村美術織物が由緒ある宝尽くしの吉祥龍文や花唐草の生地を使い、一体、一体丹念に仕上げました。

豪華で愛らしくも品格溢れる逸品です。
また、首から下げた財布には本物のがま口を付けるなど、こだわった仕上げや、愛嬌たっぷりの表情はなんともいえません！

正面側面

背面
１点１点手作りの為、生地の取り方により柄の出かたが多少異なります。

龍村美術織物は創業１１７年。
明治２７年に、染織工芸の功績によって「芸術院恩賜賞」を受けた龍村平蔵が京都に創業。
創業当時、初代が帝室博物館から正倉院御物の研究、復元を依頼されてより４代にわたって、国内外を問わず様々な古代織物の復元を手がけています。

どうぞ店頭でご覧くださいね！