やっと出来てきました!
印伝の「燻(ふすべ)」の火打ち袋です。
表 裏
その昔、「日本人は藁の煙だけを用いて巧みに皮を着色する・・・」
と、織田信長公に謁見した事でも知られる宣教師ルイス・フロイスが著書で驚きを綴った印伝のルーツともされる「燻(ふすべ)」技法。
鹿革を木製の大きな筒に貼り付け藁を焚いて燻した後に、松脂で燻して自然な色に仕上げます。
熟練の職人さんだけが駆使できる日本唯一の皮工芸です。
燻しは非常に手間が掛かり最低でも3ヶ月~6ヶ月必要です。
その為生産量も少なくわずか数パーセントになっています。
今回出来た模様は「御所車」です。
私ども、むらきではこのように常に燻しの商品を印伝屋さんに作ってもらっています。
なぜなら・・・・・・・。
毎年12月から1月の中旬までの恒例の「印伝まつり」にて、直に様々な品物を見ていただきたい一心。
また、印伝好きの皆さんに常にご満足頂ける様に心掛けています!
今年も12月16日(金)より県下最大級の品揃えで開催いたします!
是非楽しみにしていてください!
どうぞ、むらきの店頭でご覧くださいませ!