小千谷ちぢみでクールビズ
今年も例年並の猛暑が予想されます。
今日もムシムシしますね。
随筆「徒然草」の筆者兼好は「家の造りやうは夏を旨とすべし」と言っておりますが、住まいに限らず衣服や食事においても夏をいかにすごしやすくするということが日本では昔から重要でした。
小千谷縮は夏を快適に過ごす為の最良の衣として進化を重ねてきたキモノです。
当店では「小千谷ちぢみ展」を好評開催中です!
キモノはもちろんですが常に小千谷縮を身近に感じて欲しく和洋服も多数取り扱っております。
昨日の午後、第2便が仕立てあがってまいりました!
小千谷縮の原料である麻と言う素材は夏の衣類に最適な素材として使われてきました。
麻は吸湿性、放湿性が高く、油分も吸い取るので常に肌触りがさらっとします。
更に放湿する際に繊維が締まり通気性が良くなるのです!
縮加工と相まって通気性がよく「風が通るキモノ」と言われるほどです。
繊維の強度も天然繊維の中では高く、丈夫で比較的簡単に選択が出来るのも、汚れやすい夏に向く理由のひとつです。
シワや縮みは霧吹きで湿り気を与え手で形を整えるだけ!
クーラーなど無かった時代夏の暑さ対策は主に衣類で行われましたから、小千谷縮は元祖クールビズですね!
小千谷縮の反物は当店常設展示場「竹林の間」にて。
和洋服は店頭にてご覧ください!