気をつけて♪
こんばんは。
暖かい日があったり寒かったりの毎日ですね。
不覚にも熱を出してしまい寝込んでいます。
みなさま、健康にご留意を♪
暖かくなってきましたね。
前回に続きもう少し越後の素晴しい織物を紹介します。
←諸紙布(もろしふ)の角帯です。(男性用の帯)
諸紙布とは、紙をよって作った紙糸を縦糸、横糸、双方
に使用した布地を言います。
また、縦糸に絹糸、横糸に紙糸を使用した布地を絹紙布
と言います。
紙糸を使った生地は、軽くて肌触りが良いですよ!
←本塩沢
強い撚りをかけた縦糸を使用して織り上げているため独特のシャリ感が特徴です。肌にも心地よい一品です。
←楮布の八寸帯
楮は桑科の植物で越前和紙の材料にも使われ、江戸時代には提灯・行灯・扇子・うちわ・合羽・凧・襖・屏風など生活に欠かせない繊維のひとつでした。
楮布は樹皮より紡がれた糸を雪の上に数日間晒し、蒸し上げて柔らかくした皮を手績みして糸を作ります。
同じ甕で染めても同じ染め上がりにはなりません。
その樹の育った環境で大きく異なります。
自然布の醍醐味をお楽しみいただけます。
まだまだ皆さんに見ていただきたい品物が沢山あります。
どうぞ遊びにおいで下さい♪
また、着物のこと、和のこと、祭りの粋な品物など、何でもどしどしお尋ねくださいね~。
精一杯お答えしますよ(笑)
今日、明日と新津地区は天神さまのお祭りです。
私も子供のころはおじいさん、おばあさんにお祭りしてもらったものです。
天神さまの掛け軸の前で計算ドリルや漢字の書き取りをした後に天神さまのお菓子を食べました。
最後に線香花火をするのです。新津のお菓子屋さんには天神さまのお菓子と花火が並んで売っています。
高校時代に市外の友人に天神さまの話をしたところ、やらないよ!分からない?等の返事が…。
新津地区独特の伝統です。今日は可愛い甥っ子と天神さまをしようと思います。
天神さまを過ぎるとだんだん暖かくなると言います。椿が咲いてきました。
いま、当店で展示しているほんの一部をご紹介します。
←越後上布(重要無形文化財、小河正義作)
素朴な風合いが素晴しいです。
当店は地元越後の織物、染物を大切に思っています。
ユネスコ無形文化財遺産登録された事もあり越後上布
小千谷縮などを中心に展示しています。
江戸時代に雪国の自然と暮らしを描いた鈴木牧之(すずきぼくし)の‘北越雪譜‘にも、
「雪ありて、縮あり」 「越後縮みは雪と人と気力相半(あいなかば)して名産の名あり」
と紹介されています。
←本場 小千谷縮(小千谷縮技術保持者小田島克明作)
小千谷縮は繊維に撚りを掛け丁寧に織り上げた後に
職人さんが手もみで布全体に立体的なしわを作り出す
伝統的な技法で作られています。
この立体加工(たてシボと呼ぶ)でサラサラとした肌触り
の独自の織物になります。
夏の最高のお召し物だと思います。
(私も夏きてますが、本当に涼しいです。)
←越後上布(小河正義作)
八寸帯
←小千谷縮
左 石摺り(無地)
右 縞
上の小千谷縮で作った、むらきオリジナルのシャツ
立体加工(たてシボ)により風通しの良い、汗をかいてもサラリとした着心地で好評です。
ほんの一部ですがご紹介です。
後は、むらきの展示場までお出かけ下さい(笑)
またお知らせします。
今日から、むらき呉服店では春のきもの展を開催しています。
今回は越後新潟が誇る織物の特集で、越後上布・小千谷縮・しな布・紙布・諸紙布・本塩澤などなど…。
当店秘蔵の品々を展示しております。
雪がちらついてきましたがどうぞお気軽にお立ち寄りください♪
皆さん、お久しぶりです。明日2月19日から3月2日まで、春のきもの展♪
只今元気に準備中です。
今回は越後新潟が誇る織物小千谷縮の特集です。
小千谷縮がユネスコ無形文化遺産登録された記念の催しです。
素敵な品物を展示します。楽しみにしていて下さい。またお知らせしま〜す。
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