ちょうど去年の今頃、印傳まつりにお客様がご来店されました。
まだ先なんだけど、だんな様にプレゼントを探しに来られました。
だんな様とご自分にお買い物をされ、もう1つ記念になるような逸品がお求めになりたいと・・・。
毎年、印傳まつりの期間中は沢山の印伝をご覧いただけるのですが今ひとつピンとこない・・・。
そこで、別注することに!
うちの父も愛用しているのですが、「燻べ」(ふすべ)の合切袋を注文されていかれました。
印傳屋の家伝の秘法を今に伝える「燻べ」(ふすべ)
「いんでん」のルーツとも言われる燻べ技法。この技法は、鹿革をタイコと呼ばれる筒に貼り、更に松脂でいぶして自然な色に仕上げます。燻し方によって黄褐色から褐色に染まります。
熟練の職人だけが駆使できる日本唯一の革工芸技法です。
柄 「三本縞」
紐 正絹
コキ 本象牙(紐を通す所です)
家紋 丸に桔梗
全て奥さまと相談して特別注文して誂えました。
完成まで約7ヶ月、その後燻した香りが取れるまでウチでお預かりしておりました。
コキ 本象牙で、紐は正絹です。
三本縞の柄、丸に桔梗の紋所。
こんな素敵な合切袋をプレゼントしてもらえるだんな様は幸せな方ですね~!
印傳まつりは1月10日まで開催中です。
昨日お正月の松と竹を迎えにいってきました。
お正月の仕度ですね!
頑張らなくっちゃ!!